このページではアウディに関するメンテナンスに関するお話や
レポートを書いていきます。

No .0017《点検&修理 担当:帝王》

オールロードクワトロです。車検整備なんですが10万キロ越えそうなのでタイミングベルトを交換します。他にもいろいろやばそうな所があります・・・・。

エンジンはV6 BITURBOツインターボです(バイターボ・ビターボ・ビトゥルボとか読み方はいろいろです)。
パワーがあって本当にいいエンジンですがベルト周りのスペースはこの年代のアウディのレイアウト上、メンテナンス性は悪いです。スペースがないのでタイミングベルト交換はやはりこのままじゃ無理かな。帝王さんはいままでコアサポートやバンパーまで外して普通に作業したのは4AのS4だけです。


早速バラし始めました。やっぱり他は何も外す気になりません。コアサポートには一度も触れないでやってみます。クーラーからスロットル間にパイプが左右から入ってますがこれを外します。そして電動ファン、ファンカップリング(逆ネジ)も外します。

スロットル手前のこの三又パイプはタイミングベルト交換の際は一緒に交換しましょう。安いパーツですが間違いなく劣化しやすいパーツです。

新品は硬いです。古いのは熱とブローバイの汚れでブヨブヨしていました。新品と比べるとそれだけブーストがかかるたび膨張しているのです。

ファンベルト、ファンベルトのテンショナー、タイベルのカバー左右、パワステポンプのプーリーを外します。ポンポン外れていきます。

どんどんタイベルが見えてきました。

クランクプーリーも外します。ここまであっという間です。

ここで特殊工具を取り付けます。


こんな感じです。特殊工具をセットしてカム位置を押さえてボルトを緩めてプーリーをフリーにします。

あとはベルト、テンショナー、アイドラプーリー、ダンパーも交換します。今回はウォーターポンプも交換しています。
ダンパーは高いですが交換をおすすめします。油圧のダンパーですから劣化していると思います。


結局コアサポートには触れずに作業しました。

試運転後、冷間時に異音発生。三又パイプを新品に変えたせいなのか、クーラーからスロットル間のパイプの位置が変わってベルトカバーを押してしまいベルトとカバーが干渉していました。なんとかパイプの位置を変更して直しました。

あ、シャフトブーツがお疲れさんです。こうなったら交換です。破れてグリスが飛び散る前に交換します。

この手のアウディのブーツ交換は楽チンです。工具があれば自分で行いましょうね。

プラグもお疲れさんです。10万キロ無交換だったので交換します。画像のように磨耗していました。

このエンジンは左右バンクともに手前のプラグ交換が面倒です。パイピングが邪魔で工具が入らないのです。


---------総括--------
作業後、なんか速くなった気がしました。気のせいでしょうけどきっちり整備された車は気持ちよく運転できます。
また超適当なレポートでしたね(笑) 後ほどきちんと再編集します。


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私もそうだったのですがAGAであれば治ります。